水廻の総合商社  

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 ◎数字であそぼう


               

 私は運転免許を取ってからかれこれ50年になる。今も毎日運転している。自宅と最寄りの駅まで朝夕2往復(片道10分)の決まったコース。最近の高齢者による事故のニュースは明日は我が身かと気になる。ニュースが流れるたびに「現場の状況」「操作の判断」はどうだったのか?関心をもって見入っている。事故原因で多いのは①ブレーキとアクセルの踏み間違い②高速道路の逆走③わき見のようだ。他人事ではない。まだまだ若いと思っていても判断力、運動神経は衰えていく。子供たちも「ボツボツ運転をやめたら」とうるさい。たまにバスに乗ると「大きな事故を起こす前に免許の返上を考えましょう」とまるで私を諭すようなアナウンスが流れる。でもまだまだやめないぞ。
〇慣れた道を運転しているとツイ退屈になる。そんな時は前方の車や対向車の車両番号(ナンバープレート)に目をやりながら数字遊びを楽しんでいる。麻雀をやる人ならだれでも「すぐご理解いただけるはずの遊び」だが、麻雀に関心のない読者のためにチョイと説明を加えておこう。〇車の前後に表示されたナンバープレートには上の段に地名と分類番号が下の段には平仮名1つと最大で4つの番号が表示されている(上段の数字はあらかじめ指定されているが下段は希望番号を申請し抽選で当たれば使うことが可能)。乗用車の場合上段と下段の数字を並べると合計で最大7桁になる。この7つの数字にあと1つを引き寄せて(ツモッテ)合計8つで完成(アガリ))させようというわけだ。麻雀を知る人も知らない人もなんとなく分かっていただければ良い。イラストをご覧いただくと分かりやすい。〇例えば前方の車の546、78-88は3,4,6,7,9のどれかを引き寄せれば即完成だ。麻雀好きなら泣いて喜ぶ5面待ち。一方私の車の543,12-78は、一見良さそうに見えるが何を引き寄せてもすぐには完成しない。麻雀あそびはそこまで。〇縁起のよさそうなナンバーに出会うこともある。例えば88-88(幸せ)11-22(良い夫婦)25-25(ニコニコ)など。こんな数字に出会うとツイ嬉しくなる。余談だが数字の前にある平仮名で「お」「し」「へ」「ん」を見かけたことはない。問い合わせたら、この4文字は使われないそうだ。理由は「お」は「あ」と混同しやすい。「し」は「死」を「へ」は「屁」を連想。「ん」は聞きにくいからのようだ。〇誰でも縁起の良い数字、悪い数字、気になる数字があるものだ。一般には1-9の中で嫌われるのは4と9。私が時々お世話になる近くの病院の駐車場では多少混雑の時でさえ4と9に車はない。〇一方で。人気の数字と言えば7と8だろう。次が1,3,5かな。〇では残る2,6はどうだろう。2は「次」「補」のイメージがあってちょっと不人気。2のことをわざわざ「二の次」と呼ぶこともある。2の次は3ではないのか。なぜだ・・・・、最後に残ったのが6。「ろくでなし」とか「ろくでもない」とか言われて6はなぜか分が悪い。ここまで書いてきて今回はトイレがないことに気付いた。まあいいじゃないか。記念すべき「令和」元年5月。クサイ話は控えさせていただこう。